一般社団法人滋賀グリーン購入ネットワーク

滋賀グリーン活動ネットワークからのお知らせ

2020 . 11 . 04お知らせ

シリーズ「グリーンリカバリー」vol.3 ~プラスチックと資源循環から、びわ湖と私たちの暮らしを考える~

2050年には、海にいる魚すべての重量よりプラスチックの方が重くなるという推計もあるほど、海のプラスチックごみが大きな問題となっています。これらごみの多くは内陸で発生し、河川を経由して海へ流れ込んだものです。
琵琶湖も同様で、昨年6月に守山市で行われた県の調査では、琵琶湖の湖底ごみの74.5%がプラスチックごみという驚くべき結果が報告されています。

コロナ禍では、衛生面への配慮からごみの量が増えがちとなりますが、自然と共生する脱炭素社会を目指す上でプラスチックごみ削減は必至であり、グリーンリカバリーの一環として、一刻も早い対応が必要です。
そこで私たちゼロエミッション研究会では、資源循環のあるべき姿をプラスチックから探ると共に、この問題を地域・琵琶湖に落とし込んで、今後の事業者・市民の行動について議論するセミナーを企画しました。ぜひ、ご参加ください。


【日 時】2020年12月16日(水)13:30~15:40
     ※Zoom利用のオンライン・セミナー
【参加費】SGN会員無料、一般1000円
     ※SGN会員企業・団体から何人参加されても無料です。
【主 催】(一社)滋賀グリーン活動ネットワーク(SGN)
【共 催】マザーレイクフォーラム
【後 援】滋賀県・滋賀県地球温暖化防止活動推進センター
【企 画】SGN ゼロエミッション研究会
【定 員】50名

【プログラム】
開会挨拶  ゼロエミッション研究会 久保寺 祐司(新江州)
トークセッションⅠ「プラスチックと資源循環」
・講演「ライフサイクル思考で見るプラスチック資源循環」
  中谷 隼氏(東京大学大学院 工学系研究科 講師)

トークセッションⅡ「プラスチックとびわ湖と私たち」
・報告「いま琵琶湖で何が起こっているのか? その1」
  杉江 太一氏(滋賀県立大学廃棄物バスターズ 代表)
・報告「いま琵琶湖で何が起こっているのか? その2」
  佐藤 祐一氏(琵琶湖環境科学研究センター 専門研究員)
・ディスカッション
  中谷 隼氏
  杉江 太一氏
 コーディネーター:佐藤 祐一氏
 総合司会:ゼロエミッション研究会 岡田 佳美(コクヨ工業滋賀)


【参加申込方法】
以下URL「申込フォーム」より、必要事項を入力・送信してください。
SGN会員でない場合は、同時に「参加費ご入金」または「ご入会」が必要です。
■申込フォーム:
https://forms.gle/fh5brouCUVT44ozJ8

※「申込フォーム」にうまくアクセスできない場合は、お名前・ご所属団体・所在地またはご住所・Emailアドレス・TELをお書きの上、以下までメールで送信してください。必ずメールの件名を「12/16「プラと資源循環」セミナー申込」としてください。
【お申込・連絡先】SGN事務局
 Eメール:sgpn☆oregano.ocn.ne.jp(☆を@に変えてください)

※いただいた個人情報は本セミナーに関する連絡のみに使用します。
※参加者には開催前日(12月15日)にZOOMのURLをメールで連絡します。

◎一般参加の方は、お申込み後、12月11日までに「参加費1000円」をお振込みください。入金確認後に受付となります。
【振込先】
  滋賀銀行 県庁支店 普通506188
 シャ)シガグリーンカツドウネットワーク


講師プロフィール

中谷 隼(なかたに じゅん)氏
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 講師 

東京都出身。2001年に東京大学工学部都市工学科を卒業し、2006年に同・工学系研究科都市工学専攻で博士号を取得。同年、同・化学システム工学専攻に助手として着任。2009年に同・都市工学専攻の助教に転任し、2016年より現職。
物質フロー分析(MFA)やライフサイクル評価(LCA)といった手法を駆使してリサイクルやサプライチェーンの環境負荷削減について評価・分析しており、特にプラスチックリサイクルは15年近く研究テーマとしている。国内学会の幹事や国際学会の副委員長を務める一方、環境省などの委員会や検討会への委員としての参加実績も多数。

佐藤 祐一(さとう ゆういち)氏
滋賀県琵琶湖環境科学研究センター 専門研究員

大阪府東大阪市出身。京都大学環境地球工学専攻を2003年に修了。民間の建設コンサルタントを経て2006年に琵琶湖環境科学研究センターに入庁、2018年より現職。
環境システム工学を専門としており、流域スケールでの水文・水質・生態系モデリングを行う傍ら、滋賀県内において多様な主体の協働による環境保全・再生事業に従事。マザーレイク21計画の進行管理を担うマザーレイクフォーラムの設立から運営にも携わってきた。立命館大学で非常勤講師も務める。

杉江 太一 (すぎえたいち)氏
滋賀県立大学 廃棄物バスターズ 代表

滋賀県出身。2020年、滋賀県立大学工学部材料科学科卒業。同年、滋賀県立大学工学研究科材料科学専攻入学。2020年度より廃棄物バスターズ 代表。当団体は2019年にSGN幹事に就任。今年度は、彦根キレイ隊との彦根市清掃活動、びわ湖放送他企業と共同で南三ツ矢公園の清掃活動およびごみの分類調査等を実施。現在は、廃プラを原料にしたリサイクル雨水タンク作製技術の確立と琵琶湖のマイクロプラスチック回収調査を目指して活動を進めている。

 

シリーズ「グリーンリカバリー」各回のご案内
vol.1 10月29日(木)13:30~16:00 定員70名 参加者116名以上 
   <終了>
 ポスト・コロナの世界を再生する「グリーンリカバリー」
vol.2 11月19日(木)13:30~16:00 定員50名 参加者56名以上 <終了>
 ポスト・コロナ時代を見据えて、脱炭素社会と「これからの食」を考える
vol.3 12月16日(水)13:30~15:30 定員50名
 プラスチックと資源循環から、びわ湖と私たちの暮らしを考える
vol.4 2021年2月5日(金)13:30~(終了未定)定員50名
 つながる・語り合う ~コロナ時代のSDGs・生物多様性保全の展開~
vol.5 2021年3月(日時未定)定員50名
 ポスト・コロナ時代に向けて、持続可能な交通とまちづくりを考える(仮題)

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